マルちゃんの扱いについての愚痴
私は、その男の写真を三葉、見たことがある。(太宰治「人間失格」より)
上の名作の書き出しは全く関係ないですが、
先日3月4日は国木田花丸さんのお誕生日でした。
4thシングルセンターにユニット対抗戦1位と、今年ノリにノってますね。
色々あわせておめでとうございます。
友達想いで、文学的なマルちゃんが私は大好きです。
……そう、文学的なあなたが大好きです。
まあ私のことをご存知の方は何が言いたいかわかると思いますが、
私は貪食の罪を背負わされたアニメ版が好きではありません。
国木田花丸ちゃんの良さは大食いではなく、
文学少女であることにあると思っています。
そういう記事なので、
アニメの花丸ちゃんが好きな人は何も言わずブラウザを閉じることを推奨します。
とはいえ、もう暴食系女子としての印象は覆しようがないとも思っています。
半ば諦め気味。
3月3日のファンミーティング昼公演においても、
「Aqoursメンバーが金メダルを取れそうな競技は?」というトークテーマで
真っ先に出たのが「大食い」の競技でした。
夜公演でも誕生日の話題が出たのですが、
結局そこでも文学少女的な面には触れられず。
ファンだけではなく、キャスト陣からも大食いキャラで通っていることを
改めて突きつけられました。
アニメ嫌いとは度々言っていますが、1期4話は大好きとも度々言っています。
花丸ちゃんのモノローグから始まり、
親友の背中を押して、また本の世界に戻ろうとするモノローグに
ルビィちゃんが介入し、新しい物語を紡ぎ始める。
中学校からの幼馴染になった謎改変が無ければ、(※)
かなり理想的なルビィ&花丸加入回だったと思います。
※G`sではルビィ、花丸が保育園からの幼馴染。善子は高校で初対面
アニメの過剰なキャラ付けはμ`sの頃から存在してましたけど、
Aqoursは過剰を通り越して押し付けレベルのキャラ付けでウンザリしてました。
もはや別人レベルに改変された梨子ちゃんでもまだ優しい表情は見せてくれるし、
テンプレ以下の厨二病キャラと化した善子ちゃんも根は優しいし、
常にピリピリしてた果南ちゃんでも2期後半~映画ではいいお姉さんしてたのに。
花丸ちゃんは映画で本の1ページでも読んでいただろうか?
常に何か食ってただけで話にも絡んでこない。
ルビィちゃんが本当に大きく成長した一方で、
辛辣なツッコミして善子が騒ぐという流れで話を切り、
まともな台詞を喋ったかと思えば「もう鞠莉ちゃんたちはいないずら…」
「鞠莉ちゃんたちはいつまでこっちに…?」と
不安を煽るようなことしか言わせてもらえなかった花丸ちゃん。
いったい彼女がなにをしたのだ。
最近はスクフェスでも食に関心を示すか善子にツッコむマシーンと化してるし。
初期のころ、「今世で徳を積んでおけば、来世でもルビィちゃんと一緒に楽しく暮らしていけるかもしれない」ととんでもない発言をしたマルちゃんであるが、
アニメではルビィちゃんと仲良くはなれたが幼馴染にはなれなかった。
徳が足りなかったのか?
「おら」「ずら」などの訛りでからかわれるマルをルビィちゃんが助ける話とか、
聖歌隊に誘われたけど一歩踏み出せないマルの背中をルビィちゃんが押す話とか、
ルビィちゃんがアイドルやりたいって言ったから、おらも何がなんでも頑張らなくちゃあと意気込むマルちゃんとか、
俺が見たかったのはそういうものだったわけで、
ルビィちゃんが泣き出す横で善子ちゃんを煽る花丸ちゃんじゃないし、
ルビィちゃんより三度の飯の花丸ちゃんじゃないんだ。
G'sのマルちゃんに大食い要素が無いといえば嘘にはなるよ。
松月デートもあるし、好きなおやつの話題もちょいちょい出るし、
正月の「練習前に餅を3個以上食った」という面子にCYaRon!+マルが入ってるし。
とはいえバランス悪いじゃんさ。
G'sは文学少女の中に食要素が垣間見える、
アニメは文学少女要素はごくたまに見えるくらいで基本何か食べてる。
最近はもう文学少女要素が含まれているだけで喜ぶようになりました。
アケフェス誕生日イベントのカードイラストでも、
その手に収まっているのは輝く本だし、もらえるバッジも「文学少女」。
ありがとうアケフェス。
正直アニメとG`sの国木田花丸が同一人物とはちょっと認めたくないので、
普段は初期からのあだ名の「マルちゃん」で呼んでますが、
明確にアニメとかの辛辣で貪食の方を指すときは「花丸ちゃん」って呼んでます。
妙なこだわり持ってるオタクってキモイね。
こういうこと言うと必ず
「え、食ってるとこかわいいじゃん」
「俺は好きだけど?」的なことを言ってくるやつがいるんだけど、
それはそれだから。
フードファイターじゃねえから。
お前は好きかもしれないけど、俺は嫌いだから。
ちょっと吐き出す場が欲しかったので愚痴りました。